恋愛や人間関係の不安を払拭したい！取り除くには？

人はなぜ不安になってしまうのか

不安は、恐怖体験を通して、それが強く心に刻み込まれ、
その後似たような状況に遭遇した時、不安、恐怖を感じるようになります。

そして、それはなかなか消えるものではないのです。

例を挙げれば、ある場所に行って恐怖体験をすると、
それ以降、同じ場所に行くと不安を感じるようなものです。

ですが、そんな体験はまったく覚えがないのに、不安を感じるてしまう場合はどんな理由があるのでしょうか？

幼少期の恐怖体験から恐怖を感じるとも言われますが、
最近は、恐怖体験を受けている時、
脳の中で記憶をつかさどる海馬の働きが抑制され、記憶に残りにくいということがわかってきているそうです。

身に覚えのない不安も、過去の恐怖体験の条件づけと考えられています。

不安を感じる瞬間は誰にでもあります。

何か、ある事象から不安な気持ちが生じることは当たり前のことなのです。

大事なのは、不安を感じた時、それをうまく解消できるかということです。

また、不安をため込んでしまう人の考え方には、
そのことをくよくよと、ずっと考え続けてしまうという傾向があります。

例えば不安を感じた時、
その感覚や原因とをずっと考えているなんてことはないでしょうか。

それこそが、不安を引きずってしまう人の良くない特徴となっているのです。

気分が良い時は人生が明るく感じる一方、良くない時は世界が全てが終わってしまうような感覚になってしまうものです。

そうすると、さまざまなことが暗く不安に感じられてしまい、
自分の中の不安を解消できずに、負の螺旋階段を抜けられなくなってしまいます。

不安な気持ちを解消するためにも、
まずは不安な気持ちを正しく把握し、不安な気持ちから距離を取るように心がけてみると良いかもしれませんね。

恋愛が不安の原因であることも多いでしょう。

一度気にしてしまうと、不安が大きくなり、落ち着いて生活できないこともあるかもしれません。

恋愛の悩みは友人や、話ができる知人などに相談してみるのも良いでしょう。

愚痴をこぼすだけでなく、周りの意見を聞いて、
相手側の気持ちを理解しようとしてみましょう。

恋愛経験がみんなが同じ経験をしているわけではありません。

第３者の話を聞くことで、自分のことも客観的に見ることができるかもしれません。

気も休まるでしょう。

また、白黒をはっきりさせることも１つです。

何か言いたいことがあるなら、
相手に自分の気持ちを素直に伝え、返事を聞いてみましょう。

不安ばかり感じてしまう場合には、
まずスケジュールを埋めることを考えてみましょう。

時間に余裕があると、人はいらないことも考えてしまいます。

不安に駆られている人は、将来を否定的に考え、
どんどん先の人生についてネガティブ思考が強くなってしまう人もいるでしょう。

そう行った場合は、人と会ったり、趣味に時間を興じるなど、
とにかく活発に、好きなことを毎日どんどん積み重ねていけば、
不安感は薄れていくでしょう。

将来が不安なのは誰でも一緒です。

どの程度考えるかにもよりますが。

しかし不安がっていても仕方ありません。

先のことなんて誰にもわからない。

不安を感じている時間を使って、今は何をすべきで、何ができるのか、

考えて行動に移すことが大切です。

この先まだまだ別の不安や悩みも出てくることでしょう。

悩んでばかりでは時間がもったいありません。

自分を見つめ直し、少しずつでも前を向いていけると良いですね。