会話をする時の距離感について
コミュニケーションで一番悩ましいのは、相手との距離感です。
好きな人だからといって、
プライベートについて根掘り葉掘り聞き出そうとすれば、
いいように思われません。
失敗したくないからと、
何も自分のことを話さなかったら、
相手は自分に何の興味も持ってくれません。
つまり、大事なのは、相手とリズムを合わせること。
会話をする時、相手の表情、しぐさをよく見て、
相手が笑ったら自分も笑う。
相手が真剣な表情をしていたら、自分も真摯に返す。
グラスを持ったら自分もグラスを持つ。
相手が立ち上がったら自分も立ち上がる。
そうやって、動きや表情を真似ていると、
相手がどんなことを考えているのか、
なんとなく感じられるようになるかもしれません。
気になる人との共通点を会話で探してみる
周囲の20代から40代の男性複数人に、「彼女にしたい女性に何を話す?」と聞いたところ、多くの男性が「好きな人との共通点を見つけようとする」と答えました。
「共通の趣味を探す。いろんな話題を投げて、食いついたものを一緒に楽しむ」(25歳、販売)
「共通の話題を探りつつ、楽しい会話を心がける」(32歳、IT技術)
「共通点を見つけて、そこを深く掘り下げる」(40歳、営業)
「初めは共通の知り合いと3人で会うようにする。その子の友達がベスト」(38歳、フリーライター)それは、好きな人を理解するための手段であり、デートの行き先やプレゼントを決めるための鍵でもあり、また、恋人同士になってうまく付き合っていけるかどうかを判断する材料にもなるようです。
会話を続かせるために相手に話してもらう
会話が苦手と思っているのであれば、
相手に話をしてもらうことが会話を続かせる1つのポイントになります。
そのために必要なことは、
相手の興味のある会話を振ることや、
得意分野について聞いてみること、
相手に意見を求めたりすることが必要です。
意見を求める場合は、答えを求めすぎずに、
考え方や意見を求めるのがポイントです。
これらを考えながら会話を進めていくと、
相手が会話を進めてくれるはずです。
あくまで興味をもって話を聴く姿勢が大切なので、
自分から話を振ってそっぽを向くことがないように気をつけましょう。
気になる人との会話で休日の話をしてみて
休日は誰にでもあるものですし、彼の日常にも迫れるので、この話題もまたおすすめではあります。他の話題に比べてすごくベタな話題なので、聞かれ飽きているかもしれないというデメリットもありますが、実に役立つ話題でもあります。
休日の話題は広げやすいです。休日は家でゴロゴロしているという男性がほとんどでしょうから、そこに対する返答を用意しておけばいいのです。家でどんなテレビを見ているか、から好きな女性のタイプにつなげますし、返答次第で万能なつなぎ役になれる話題です。
休日に外でアクティブに過ごしているような人であれば、そこについて詳しく突っ込んでいけばいいだけですし、広げるのも決して難しい話題ではありません。さらに、アクティブな人であれば、そこについて行きたいと言えばつれていってくれる可能性もあります。
食いついてくれたことをうれしくも思うでしょうし、彼との距離はグッと縮まることでしょう。アクティブならばそうしてどんどんとアピールにつなげることもできます。
もし彼がインドアな生活をしていても、先にこちらから彼の休日の過ごし方を聞くことが出来れば、自分も同じようなライフスタイルで生活しているとアピールすることもできます。
同じような過ごし方をしている人に対してなら、彼も親近感を感じてくれます。人間は結局自分と同じような人を好きになるものですから、こうして同じアピールをすることは
すごく効果的なのです。
共通点があれば、話題も盛り上がりやすいですし、彼も休日の事は話しやすいから喜んでくれることでしょう。
相手に質問する時のコツをマスターしよう
例えば、「実は、後輩とぶつかっちゃって……」と相手が言い、それに対して質問する場合。
(×)「仕事のことで?」「仲直りはしてないの?」
(○)「大変だったね、いつ頃の話?」「どんな風にぶつかったの?」「何が原因だったの?」人は自分の言葉で自由に話せるときのほうが、リラックスして饒舌にもなりやすいことが知られています。ですので後者のように、相手が自分の言葉で喋れる「オープンクエスチョン」の形で尋ねたほうがベターでしょう。逆に、前者のようにYES・NOで答えられる「クローズド・クエスチョン」の形になると、よっぽど相手がおしゃべりでない限り、「そうなんだよね」「違うよ」「まだなんだ」などと答えて終わってしまうこともあり、会話が続きにくくなりがちです。「5W1H(What, Who, Why, When, Where, How)」を意識しながら、相手の話をより深く引き出していきましょう。
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