気になる人をデートに誘う時にはダブルバインドを使ってみる
「ダブルバインド」とは、前提として相手にNOという選択肢を与えない話法です。例えば「犬派?猫派?」と聞かれても、どちらかが嫌いと答えることは少なくなります。心の中で、相手に与えられた選択肢の中から選ぶようになります。「今度の休みに映画を見に行こうよ」ではなく、「今度の土曜日か日曜日に映画に行こうよ」と誘います。そうすることで、行く・行かないの二者択一ではなく、行く前提で相手に都合のいい選択肢を選ばせてあげることが出来ます。また、実質的にはこちらが意見を強制しているようですが、相手は強引に誘われたという印象は持ちません。「自ら選んだ」という印象が強く残るためです。ただ、無理な選択肢を与えないように注意をして使いましょう。
理由付けをすることでデートのOKがもらいやすくなるかも?
心理学者のエレン・ランガーが行った実験をご紹介しますね。それは、コピー機の順番待ちの先頭へ行って、「先にコピーをとらせてほしい」と依頼する、というものです。
「すみません、5枚だけなんですけど、先にコピーをとらせてもらえませんか?」と依頼すると、60%の人しか承諾してくれないのですが、「すみません、5枚だけなんですけど、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」と理由をつけると、なんと94%の人が承諾してくれたそうです。
さらに、「すみません、5枚だけなんですけど、コピーをとらなければならないので、先にコピーをとらせてもらえませんか?」という意味不明な(苦笑)理由を伝えた場合でも、承諾率は93%に達したそうです!
つまり、人間は何かを頼まれる時に理由をつけられると、つい自動的にOKしやすい、というワケです。
映画を誘うにしても、「前から観たかったので」「もうすぐ公開が終わっちゃうので」「コメディが好きってこの前言っていたので」……と、もっともらしい理由を添えてお誘いすれば、OKをもらえる確率は高くなりそうです。
とはいえ、「映画に行かなければならないので映画に行きませんか?」なんてコピー機の実験丸パクリな理由はあまりおススメできません(苦笑)。
気になる人をデートに誘う時に食事をするメリットについて
一緒に食事をするメリットを知ることで、好きな男性(女性)を上手に食事に誘うことができるようになります。
あなた自身も好きな男性、好きな女性を食事に誘うことになるわけですが、まずは【食を共にすることの大切さ】を頭に入れておきたいと思います。
男心や女心を知ることももちろん大切ですが、食事に誘うならまずは「一緒に食事をすることのメリット」を知ることから始めましょう。
ここでは、誰かと一緒に食事をすること…つまり「共食」することの素晴らしさについて少し触れておきます。
気になる人や好きな人ができた時は【まずは食事に誘う】なんて話をよく聞きますよね。
テレビドラマや映画でも、主人公がヒロインを食事に誘うシーンをよく見かけます。
なぜでしょうか?
それは、食事には【2人の関係性を深める力】があるからです。
食事は、人と人との新密度をアップさせるには最高の手段。
会社のお偉いさん同士が食事をしながら会談をしたり打ち合わせをするのも、共食することで仲間意識が芽生え、信頼関係が生まれるなど、ただ会話をするだけよりも新密度がアップするからなんですね。
1人で食事をする時と、誰かと一緒に食事をする時の両方を思い出してみてください。
誰かと一緒に食事をしている時の方が楽しいですし、食事も美味しく感じると思いませんか?
一家団欒など、家族と一緒に食事をすることが大切であるように、人と人とが食事の時間を共にすることはどんな人間関係にとっても良い影響を与えることがわかります。
デートの誘いを断られても負けない!
「忙しい」、「時間が合えば」などの脈がなさそうな返信が来たからといって、
落ち込むことはありません。
まだまだ行くぞという意気込みがあるのであればまず、自分の存在を確固たるものにしましょう。
誘いを断られたからと言って、連絡をしないようにするなんてもってのほかです。
本気で振り向かせたいのであれば、当たり前の存在に昇格してください。
たとえば、毎日ではなくてもこまめにLINEしてみたり、
「今日こんなことがあったんだ」とたわいもない世間話もしてみてください。
そんな中でちょこちょこ「そういえばいつ行ける?この日は時間あるんだけどどうなかな?」
などサラッと会話のなかにさりげなく誘いの返信を盛り込んでください。
脈なしの女性の場合は押しすぎに注意しましょう。
押しすぎてしまうと女性からの返信すら来なくなってしまう可能性が出てきます。
気になる人をデートに誘う時はスマートに
デートに誘う時は変な演出は要りません。
必要なことはスマートさです。長文にならないように気を付け、「もしダメならいいんだけど、」なんて弱気を見せてもいけません。なるべく普通に誘うようにしましょう。
また、万が一デートがOKでも、「どこか行きたいところある?」と相手に投げてはいけません。相手から「○○に行きたい」と言われる分にはいいですが、誘う側としては責任を持ってプランを考えておきましょう。
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