もしかして恋愛依存症?特徴やその克服法について

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恋愛依存症とはどんなもの?

恋愛依存症とは、付き合うことやその相手に対し、
執着、依存してしまうことを言います。

恋愛依存症には、大きく分けて2パターンあります。

1つは「共依存型」と呼ばれ、女性に多く見られると言われています。

彼氏のためなら何でもするという気持ちになってしまい、
自分をどんどん犠牲にして、相手にどんどん尽くします。

相手に必要とされることが生きがい、なんていう思いがあるのではないでしょうか。

共依存型の人は、尽くすことで自分の存在意義を見出そうとしている場合もあります。

2つ目は「依存回避型」です。

これは共依存される側の人に多く見られ、男性に多いとも言われます。

相手が踏み入られたくないエリアにまで踏み込んでくるのを回避したいがために、
親密な関係になることを避ける傾向があります。

深い関係を築かずに、浅く広い関係を好む姿勢が、
共依存タイプの人を振り回してしまうのです。

これにより、共依存タイプの人を
「相手が自分のことをもっと見てくれるためにはどうすればいいか」
という考えに陥らせてしまう原因となってしまうのです。

恋愛依存症になりやすい人の特徴とは

依存症になりやすい人の中には、
幼少時代の家庭環境などに何かしらのコンプレックスを抱え、
影響を受けてることが多いと言われています。

例えば、兄弟がおらず、遊び相手がいなかったり、
両親が働きに出ていて寂しい思いをしていた、
褒められる機会があまりなかった、などが考えられます。

この時期に、親に子どもらしく甘えることができなかった人は、
特に依存症になりやすいようです。

自分のことを何よりも先に考えてくれる特別な存在に、
さまざまなことを求めすぎてしまうのかもしれません。

恋愛依存症になってしまう原因とは

恋愛依存症になる1番の原因は、寂しさと孤独感だと考えられます。

子どもの頃に、両親の仕事の関係で一人で過ごすことが多かったり、
コミュニティーの中で友達の輪にうまく馴染むことができなかったような体験からくる寂しさや孤独感。

こういった人は、それらを恋愛で満たそうと考えるのだそうです。

ですが、一人ではなかった場合でも、
家族との関係性によっては、恋愛依存症になってしまう場合もあります。

例えば、両親が幼い頃に離婚したり、本当の父親ではなかったり、
兄妹が優秀で、両親が自分に期待していないように感じたりするケースです。

また、ストレスを解消できるような趣味がないことも依存症になってしまう原因の1つと考えられます。

興味を持てることがあまりなく、趣味もないことが多いようです。

本来、スポーツや習い事に打ち込むことで、
ストレスを解消したり、仕事とプライベートのメリハリをつけたりしますが、
恋愛依存症の人は、そのすべてを恋愛にぶつけてしまいます。

自分の意見や考えもあまりなく、
恋人の意見に乗っかってしまうようなことが多く見られます。

そのため、大きな主従関係が出来上がってしまうことも少なくありません。

都合のいい存在とならないよう気をつけましょう。

恋愛に幻想を抱いてしまう人も、注意が必要です。

現実を見ずに、理想ばかりを追いかけ、恋愛に溺れてしまうのです。

恋愛依存症の禁断症状に注意

恋愛依存症の人が恋人と別れた場合、
報復やうつ病といった禁断症状が起こることがあります。

恋愛依存症の人は、ほぼ共依存症の人が振られて終わります。

すると、振った相手に対して報復を考える人がいます。

相手のせいで、こんなに尽くしたのに、と自分の気持ちを受け止めてくれなかった相手に対し、
同じ辛い思いをさせてやると考えたりします。

ほかにも、ストーカー行為に走ったり、
狂言自殺をするといった場合もあります。

さらに、恋愛依存症の場合、
相手に振られてしまうとうつ病になることが多かったりします。

恋愛のみならず限らず、何かに依存してしまう人は、
自分に対する評価が低いので、うつ病になりやすい傾向があります。

こういった人がうつ病になるきっかけは、
振られた時、相手が自分のことを好きではないかもと不安を感じた時、
浮気などで相手に裏切られた時などがあります。

恋愛依存症を克服するために

恋愛依存症の人は、SNSやメールを気にしすぎる傾向があります。

彼女のSNSを逐一確認したり、
ラインの既読から返信までの時間をずっと気にしたりします。

ですが、こういったことを気にしすぎるのは良くありません。

どうしても気になってしまうのであれば、
一度完全に離れることをお勧めします。

なかなか難しいという場合には、
時間を決めるのも一つの手段です。

例えば、帰宅した時だけ、
ラインを送った場合も返事を気にしないなど、少しずつ慣れていきましょう。

執着してしまう相手から徐々に距離を置くようにすることで、
そのうちそれが当たり前になります。

絶対無理!と思っても、徐々に変わっていくことはできます。

また、依存症の人は相手に尽くしすぎてしまう傾向があるので、
自分を愛することを心がけます。

自分をおろそかにせず、自己管理をしっかりすることで、
恋人により愛されるようになるでしょう。

悲観的になるのもやめましょう。

自分なんて、どうせと考えるのはダメです。

自分の存在を肯定してあげることで、
自分のしっかりした意見を持ち、相手に伝えることができます。

まずは趣味を作ることです。趣味がないと、休日や仕事から帰って家にずっといると、
つい彼女の事を考えてしまいます。

依存症から抜け出すために、
考えてしまう時間を使って別のことをしましょう。

相手のことを考えてしまう時間を減らし、
何かに没頭するのです。

趣味に興味を持てれば、相手のことばかり考えることなく、
執着もしなくなります。

これは、相手にとってもいいことなのです。

確かに相手を思う気持ちはわかります。

ですが、それが愛ではなく執着、依存になってしまうと、
相手はその思いを重たく感じてしまい、離れていくでしょう。

自分を大切にして、何かに打ち込んで、
バランスのとれた恋愛ができるといいですね。

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