便秘体質について
便秘体質の人は、しょっちゅう便秘になります。
本人もなぜ便秘になるのかわからない場合も多いでしょう。
そして、解消までに時間がかかります。
普通の人は、2日~3日便通がないと下腹付近が重くなったり食欲がなくなったりしやすいです。
しかし、便秘体質の人は7日以上便が出ない場合も珍しくありません。
また、便秘を解消する食事や体操などをしても便秘が解消しにくく、市販の便秘薬を飲んでやっと解消する場合も多いです。
ですから、便秘体質の人は便秘の悪影響を受けやすいでしょう。
一例をあげると、肌が荒れやすかったり、体重が増えやすかったりします。
また、頑固な便秘は腸の病気の原因になる場合もあるのです。
さらに、硬い便を無理やりだすと、痔(じ)にもなりやすくなるでしょう。
便秘による身体の不調について
1、 腹痛
便がふたになり町内にガスがたまっり、臓器が圧迫されている状態。2、肩こり・頭痛
便が溜ことで血の循環が悪くなり、冷えや自律神経の不調によって引き起こします。3、口臭・体臭
腸内で腐敗した弁の毒素が再呼吸され、肺からにおいを発生させます。4、肌荒れ・ニキビ
腸内で腐敗した便の毒素が再呼吸され、肌の老廃物排泄が阻害さます。5、膨満感・食欲不振
腸に便がたまった状態が続くと、消化器官の働きが崩れていきます。さらに、そのまま放っておくと慢性便秘になってしまい「深刻な問題」が発生します。
まずは水分をたくさん摂って体質改善
体に水分が足りていないと、便も硬い便になりがちです。
また水分不足は代謝の低下を招くので体温が下がり、内臓とくに大腸などの排泄機能が弱くなります。
水分補給はこまめにやることが重要で、またある程度の量が必要です。
1日1.5~2リットルは摂取したほうが良いので、水だけ飲むのが苦痛な方はお茶なども飲むのがよいでしょう。
特に食事のときなどはプーアール茶がおすすめです。
食生活に気を配り体質を改善していく
まず、食事の量と内容に気をつけましょう。最も多く見られる問題は食物繊維の不足と言われています。食物繊維は、水分をため込み、便を軟らかくして、腸の通過をスムーズにしてくれます。
また便のボリュームを増やして腸のぜん動運動を刺激します。なるべく食物繊維を多く含む野菜・海藻・きのこなどを意識的に食事に取り入れるようにしましょう。また、ダイエットなどで食事の量を減らすと、腸への刺激が弱まるので、ぜん動運動の働きが悪くなります。便秘解消のため、十分な量の食事をたくさんの水分と一緒にとることが必要となるでしょう。
次に、規則的な食生活を心がけることです。
大腸のぜん動運動は、食べ物が胃や小腸を経由して大腸へ送られてくることで起こりますが、食事が不規則になると、便が長い時間大腸内にとどまることになります。そうすると腐敗が進み、水分も吸収され続けるため、どんどん便が硬くなって排便が困難になり、その結果、便秘を引き起こします。規則正しい食生活を心がけましょう。
軽い運動も取り入れて便秘解消へ
弱っている腸を動かすには、腸に刺激を与えることも大切です。
最近ではマッサージの一環としても、腸の周辺を力強く押してマッサージする方法が人気を集めていますよね。しかしカナリの痛みを伴いながら、医師でも無い人たちからお腹を強く押されてマッサージされることには、抵抗がありますよね。
しかも便が滞っている状態でマッサージを受けたところで、痛くて仕方がありません。そこでまずは、自分でできる簡単な運動から始めてみましょう。
今から紹介する方法であれば、テレビを見ながらでも行なうことができるので、自宅でゆっくり寝ころんでいる時などに、行なってみてくださいね。寝ころんだまま、両脚の膝を立てます。
後は左右に大きく倒すだけです。
この動作をゆっくりと約100回程度行なうことで、腸が刺激されてガスが出やすくなります。
ガスがたくさん出ることを感じられるようになれば、腸も上手く刺激されて動き始めている証拠になります。
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